キャンパスで一番仲良くしている友達の美菜、最近はとても明るい性格になったような気がしていました。
いつもニコニコしているし、以前とは違って男性たちともお喋りを楽しんでいるのを見るようになっていました。
それに何だか奇麗になってきたような、そんな印象も受けていたのでした。
以前は私と同様に消極的だったこともあって、男性たちと会話を楽しむという事はほとんど見たことがありませんでした。
でも最近はとても積極的に楽しそうに談笑している姿をみます。
美菜に何か心の変化をもたらす出来事でもあったのか?って感じでした。
ある時、講義が終わった後にアルバイトまで時間があったからお茶をすることになりました。
その時に思い切って何で変化したのかを聞いてみようと思いました。
「美菜って最近は男性と楽しそうに話しているけど、何かいい事でもあったの?」
「ああ…そうかな?そういえば前とは違うかもしれないね」
とても楽しそうな表情を浮かべながら言うのです。
「心境の変化をもたらすような何かがあったんじゃないの?」
「うん…実はあったんだよね。
あの、侑奈には悪いかもしれないんだけど、彼氏を作ることに成功したんだ」
これかなり衝撃的な発言で頭がクラクラしてしまったんです。
彼女は私と同様に男性には消極的だったし、恋愛に積極的になる姿を見たことがありませんでしたから、彼氏ができたなんて本当なのかって感じがしました。

「自分でも信じられないんだけど、世の中にはぽっちゃり好きな男性がいるんだよね。
今回それが身にしみてわかっちゃったって感じ」
どこか照れた様子で話す彼女の笑顔は、幸せいっぱいって感じだったんです。
これは本当に彼女に彼氏ができたに違いない、確信していきました。
美菜の幸せそうな顔を見ていれば、嘘じゃないっていうことが分りました。